【外構でお悩みの方必見】寄り添って一緒に作り上げたひょうたん型のかわいいお庭【鈴鹿市・新築外構】
寄り添うヒアリングで理想のお庭を一緒に探して作り上げた施工事例
今回は玄関周りは爽やかモダン、主庭はひょうたん型の天然芝で、古き良き街並みに調和する和の趣を演出しながら、可愛らしく仕上げた施工事例をご紹介します。非常に個性のある魅力的なお庭ですが、実はこのお庭はご依頼当初の予定から大きく方向性が変わったお庭です。
ヒアリングを重ねることで、お客様自身もはっきりイメージできていなかった要望・願望・理想をどんどん引き出すことができた事例です。
外構を依頼するにあたり、何から相談していいのかわからない、自分の理想のイメージがはっきり定まっていないという方に、非常に参考になるはずです。
是非しっかりと読み込んで、毎日の暮らしを豊かにする理想のお庭づくりにお役立てください。
- 理想のお庭がわからない、何をしたらいいかわからない
- 予算重視のそっけないお庭はどうも気に入らない
- 眺めて楽しむ素敵なお庭にしたいけれど、昔ながらの町の雰囲気から浮くのは嫌だ
街の景色と調和する和モダンでナチュラルな庭園ができるまで
デザインの変革
初回ご提案
初回と二回目はとにかく予算重視。一回目のご提案では、駐車場とアプローチだけつけた、必要最小限のデザインをご用意いたしました。割栗石と蹴込み階段とシンボルツリーという最低限の要素をフル活用して、寂しい印象にならないように工夫しています。
必要最低限のシンプルな外構。
第二回目ご提案
さすがにあまりにもさみしいということでしたので、二回目のご提案時に、アプローチや主庭に植栽を増やして、華やかさを演出しましたが、あくまでも予算重視のミニマルなデザインというスタイルはまだ変わっていません。
植栽を増やしてナチュラルな演出を加えながらも、シンプルなデザイン。
第三回目ご提案
ヒアリングを重ねた結果、今のデザインはどうしても気に入らないということでした。そこで一度予算にとらわれず、やりたいことを洗い出してみました。その結果、他にはない、眺めて楽しむ素敵なお庭にしたいけれど、昔ながらの町の雰囲気から浮かないように調和もしてほしいけれど、何をしたらいいかイメージができていないということでした。
シンプルから一転。ひょうたん型の天然芝が主役の個性的なお庭に。
ご要望をもとに、家の中から眺められる築山ひょうたん型の天然芝を主役にした可愛らしい庭園デザインをご提案させていただきました。家の中からお庭を眺めると、昔ながらの街並みと調和する天然芝が、こんもりと盛り上がったマリモのような可愛らしいフォルムにも見え、日本庭園の池のようにも見える、目で見て楽しいお庭となりました。
こちらのデザインを大変気に入ってくださり、以降は細かい調整をして最終案を仕上げました。
契約時のご提案
第三回目のご提案をベースに、さらに予算を調整し、細かい希望をヒアリングして、完成した契約時の図面がこちらです。
当然ですが、予算は当初予定していた金額よりも増えてしまいました。しかし、お客様のご納得感とご満足感は非常に高く、施工1年後おに話をお伺いしても「毎日楽しんでお庭を眺めている」「素敵なお庭を見ると幸せな気持ちになる」と笑顔でお話いただけました。
手入れがしやすい外構デザインという点も大きいですが、お客様が大切にお庭のお手入れをしてくださった甲斐もあり、緑の美しいお庭に育ちました。
納得感と満足感の高いお庭を作る3つのポイント
ヒアリングを進めながら、ご納得感を高めるために今回意識したポイントをご紹介いたします。
①樹木も一本ずつ、施主様と一緒に選択
担当デザイナーと共に、畑に行って、樹木の特徴、樹形、大きさ、成長の予測と傾向、デザインとの調和などを説明しながらお庭に植える樹木を一本ずつ選びました。特に山採りの木は、同じ種類でも木によって顔も個性もまったく違うため、じっくり時間をかけ選び、植樹の際も様々な角度からチェックして、こだわって木を植えると、特別な愛着が生まれますよね。
どうしても木を選ぶとなると時間が掛かってしまいますので、すべてお任せいただくことの方が多いのですが、シンボルツリーに悩む場合や、なかなか納得のいくお庭が見つからない場合は、お気軽にご相談くださいね。
アプローチ・正面から見たシンボルツリー。アプローチの導線を邪魔することのない樹形の木を左右に入れることで、瑞々しく明るい印象の玄関に。玄関ポーチの屋根部分が木目になっているので、緑との相性もバッチリです。
アプローチ・駐車場から見たシンボルツリー。正面から見た時と印象が変わり、前後にアーチのように伸びた独特な樹形が、スタイリッシュなアプローチに爽やかな彩りを添えています。
②デザイン性を重視した場合でも、機能性を忘れない
ひょうたん型の芝生は可愛らしいというだけではなく、実はとても機能的なデザインです。
花壇まわりを芝生ではなく砂利敷きにすることで、芝生を踏むことなく、花壇のお手入れができるようになっています。芝生は踏み荒らすと、芽が痛み、剥げてくることもあるため、飛び石を入れたり、足場を作る必要があるのですが、ひょうたん型にすることで、飛び石や足場なしでもお手入れができます。こうすることで、お手入れのしやすさを実現するだけでなく、コストダウンも図りました(石や足場はコストがアップしやすいポイントです)。
天然芝は美しい状態をキープするには、こまめなお手入れが必須。お庭全体に芝生を引くのではなく、芝生の小さな面積に抑えることで、お手入れの手間を劇的に削減しました。芝の手入れを減らすだけでなく、砂利部分には防草シートを入れているため、雑草を抜く手間を最小限に抑えました。
芝生を築山(土を盛って人工的な山をつくる)にすることで、室内から見た際に、可愛らしく見えるだけでなく、芝生の水はけがよくなって根腐れしにくくなるというメリットもあります。
③やりたいことの優先順位をつける
外構をつくる際に、ご予算の兼ね合いや条件の関係で、どうしてもできないことや諦めなければいけないことが生まれます。また、どうせなら無駄なお金を掛けずにできる限り安く、きれいに仕上げたいというのは誰もが思うことです。
そんなとき大切なのが、ご自身の生活スタイルに合わせて優先順位を決めることです。
とにかく安く仕上げたいのか、便利なお庭を作りたいのか、カーポートと目隠しのどちらがあなたのお家に必要なのか。
あなたの生活スタイルと合わせてお庭の使い方や理想をお伝えいただければ、プロとして、後悔しやすいポイントや後から変更できることできないことのアドバイスもできます。そしてきっちりと優先順位をつけることができれば、さらに実現させる方法や代替案をご提案することができます。
今回の事例では、予算は当初より上がってしまいましたが、それよりも妥協せずに満足するお庭を作りたいという気持ちを最優先にデザインをいたしました。あなたの気持ちに寄り添ったお庭づくりをお手伝いしますので、遠慮なくご相談ください。
ギャラリー
浮遊感のある蹴込み階段。蹴込み部分を黒く塗ることでスタイリッシュかつ、浮遊感アップ。
サイズ感をランダムに並べることで、人工的な印象を減らして、ナチュラルに演出。
施工現場情報
現場 | 三重県鈴鹿市 |
施工場所 | 外構全体(アプローチ、天然芝、駐車場など) |
使用製品
ポスト | ユニソン | リーダ ムント/レザーグレー/左開き |
アプローチ | ユニソン | バレリア[ai]アルテグレー/345角/コンクリート刷毛引き仕上 メッシュあり/端枠金ゴテ抑え |
蹴込みステップ(アプローチ) | TOYO | ダルストーンペイブ/クロサビ/450×900、600×600 |
駐車場 | - | コンクリート刷毛引き仕上(メッシュあり)/端枠金ゴテ抑え/化粧砂利敷き、化粧砂利目地(白砕石) |
お庭は「毎日の暮らしを支える」成長し続ける空間
家は、あなたの毎日の暮らしを支える大きな存在です。そして家の中でもお庭は、日々成長して、表情を変えていく空間です。デザイン次第では、生活が楽しくもなり、豊かにもなり、便利にもなります。ですが、逆もまた然り。お庭を疎かにしてしまうことで、毎日の暮らしが窮屈になることもあります。
だからこそ、当社では、あなたの「毎日の暮らし」に寄り添った、笑顔を生み出すお庭づくりを心掛けています。是非、あなたの生き方や楽しみ方、好きなことをたくさん教えてください。そして笑顔の毎日を過ごしましょう。
- 自分だけのオンリーワンの理想のお庭を作りたい
- おしゃれなだけじゃなくて、実用的なお庭を作ってほしい
- 毎日の笑顔に繋がる家に住みたい
会社案内
LINE | |
電話番号 | 059-392-7879 |
営業時間 | 10:00~17:00(水曜日定休、隔週日曜日) |
住所 | 三重県鈴鹿市高岡町875 |