ファサードとは?1分でわかる解説&実例紹介|知って得するエクステリアのQ&A
皆さんはファサードという言葉を聞いたことはありますか?
家づくりの相談をして初めて耳にする方がほとんどだと思われます。今回は、ファサードという言葉の意味と魅力的な外構デザインにするためのポイントを、わかりやすく簡潔に解説します。
ぜひ理想の家づくりに役立ててくださいね。
ファサードの意味
ファサードとは、建物の「正面から見た外観」のことで、語源はフランス語のfaçadeです。エクステリア業界では、アプローチや駐車スペースといった建物の正面に造られる部分を指します。
ファサードをどのようなデザインにするかで、お家全体の印象が変わることはもちろんのこと、防犯性能にも大きな差が出ます。表札・ポスト・玄関などプライベート情報につながる外に露出した部分も多いため、ご自身や家族の生活スタイルに合わせてよく検討していただきたい大切な部分です。
ファサード実例とデザインのポイント
ファサード実例①開放感のある目隠し外構
こちらの事例では「目隠し」を非常に意識していながらも、解放感があるファサードデザインとなっております。玄関アプローチの中の駐車場から庭に入っていく階段を、斜めに設置することで、その奥の玄関が外から見えにくくなっています。その途中の道に、アオダモの木を入れることで、デザインに彩りを添えると同時により目隠し性能を高めております。
また主庭にはウッドデッキを入れているのですが、フェンスと列植した植栽で囲むことで外からは見えないものの、圧迫感を減らしています。この事例のように、ただ目隠しをするといっても、最適なやり方もデザインも、お客様のライフスタイルや好みによって大きく変わります。
ファサード実例②メンテナンスフリーを目指すシンプルなオープン外構
こちらの事例は、たいへん広いお土地ということもあり、全体を隠そうとすると非常にコストが掛かってしまいます。そこで、今回は隠さないオープンスタイルの外構に仕上げています。また、手入れに手間が掛かるデザインにしてしまうと管理が大変になってしまいます。そのため、植栽を減らし、駐車場も雑草の心配のないコンクリート中心にデザインいたしました。