【後悔しないお庭づくり】おすすめの植栽「コルジリネ（コルディリネ）」

こんにちは、セルクルのマイです。
デザインをご提案するときにお客様から『庭木』について、ご相談を受けることも多いです。
それもそのはず、しっかり根を張る樹木は簡単に植え替えはできません。
そこで後悔しないお庭づくりのために、今回はおすすめの庭木として『コルジリネ（コルディリネ）』をご紹介します。

コルジリネ（コルディリネ）の特徴

コルジリネ（コルディリネ）は、丈夫な性質で育てやすく、葉っぱの色合いも美しいので、昔から親しまれている観葉植物のひとつです。
コルジリネ（コルディリネ）はドラセナに似ているので混同されることも多いのですが、ドラセナ属ではありません。
コルジリネ（コルディリネ）とドラセナの見分ける最大のポイントは根っこ。
コルジリネ（コルディリネ）には地面を這うように横に伸びていく匍匐性の根茎がありますが、ドラセナにはありません。

そしてこのコルジリネには種類がたくさんありますので、少し紹介させていただきます。

コルジリネ・レッドスター

葉の全面が赤く、生産者も生産量も限られていることから、大変希少性が高い人気の品種です。光沢のある赤色の葉は成長すると長さ1メートルにも達します。

コルジリネ・テルミナリス

コルジリネというと、コルジリネ・テルミナリスと言っていいほど、盛んに流通している品種です。

コルジリネ・アイチアカ

愛知県で誕生した品種。愛知赤の名の通り赤色がその特徴で、新芽ではほぼ全面が赤ですが、生育につれて葉色が赤紫色へと変化していきます。

コルジリネ・オーストラリス

ニュージーランド原産の品種。幹の先端から緑色の剣状葉を放射状に出しながら、基本的には枝分かれせず20メートルもの高さにまで育ちます。芳香を放つ花を咲かせます。

コルジリネ・インディビザ

皮にも似たマットな質感の緑色の葉をつけます。ニュージーランド原産の品種です。

コルジリネ・ストリクター

オーストラリア原産で、やや幅広の葉を持つ品種。長さ50センチ程度に伸びた葉を、だらりと垂れ下がらせながら展開する姿が特徴的です。

コルジリネ・レッドエイジ

すらりと伸びる緑色の細い葉の縁に、紫色を帯びた赤い斑が入る品種。緑色と赤色のコントラストが美しく、観賞価値が高いとして人気を集めています。

上に挙げただけでも、たくさんの種類がありますね。

コルジリネ（コルディリネ）は、存在感もありますし、寄せ植えにもピッタリです。
育て方もそれほど難しくないので、下記のポイントを参考に育ててみてくださいね。

コルジリネ（コルディリネ）をキレイに育てる8つのポイント

日に当てよう

コルジリネ（コルディリネ）は日光を好むので、日当たりの良い場所で育てましょう。

寒さに弱いので注意

コルジリネ（コルディリネ）はオーストラリアやニュージーランドといった温かい国が原産。
耐寒温度は5℃と、耐寒性はあまり高くないので、冬場や寒さには気を付けてあげてください。

水やりの目安は表面の土が乾いたとき

コルジリネ（コルディリネ）は表面の土が乾いたら、たっぷり水をあげましょう！
ただし冬場や生長が止まった時は水やりを控えて、1週間に1、2回程度の水やりで問題ありません。

肥料のあげすぎに注意

コルジリネ（コルディリネ）は肥料をそれほど必要としません。
むしろ肥料をあげすぎると、肥料やけを起こすこともあります。
肥料をあげる場合は、春から秋の生長期に、10日1回程度または緩効性の置き肥がおすすめ。

屋外生育は害虫と病気に要注意

かかりやすい病気は軟腐病。
つきやすい害虫はハダニ、アブラムシ、カイガラムシ。
特に屋外では被害にあいやすいので、よく観察し、見つけたら即駆除しましょう。

植え替えのタイミング

水やりをしても水が流れなくなったり、根詰まりを起こしたら、植替えどきです。
適期は5月から7月ですが、暖かい室内ならば季節は問いません。

増やし方

挿し木、根伏せで増やすことができます。適期は5月から8月です。

日頃のお手入れ

枯れてきた下葉は取り除きましょう！

コルジリネは、ポイントさえ押さえれば育てやすいので初心者の方にもオススメです。
葉の色もカラフルなので寄せ植えのアクセントにもぜひ使ってみて下さいね。